カテゴリを30から34に増やした日 — 8,000枚を全部かけ直さない差分再分類の設計
分類カテゴリを追加したとき、既存資産を全件かけ直す必要はありません。埋め込みで影響ラベルを絞り、確信度マージンで境界資産を拾う差分再分類の実装と実測値をまとめました。
停止するモデルで作った画像は、二度と同じものが作れない — 再生成可能性を台帳で管理する
8月17日に停止する Gemini の画像生成モデルで作ったアセットは、停止後は同じ手順で再現できません。何が再生成可能で何が凍結資産なのかを台帳で切り分け、移行前に判定を終えるための設計と実装をまとめました。
複数アプリのFAQを1つの File Search ストアに同居させる — customMetadata と chunk 設定で検索を分ける
複数アプリのFAQを1つの File Search ストアにまとめると、metadataFilter が無言で空を返したり、回答がチャンク境界で割れて引用されなかったりします。customMetadata の設計、AIP-160 フィルタ構文の落とし穴、chunkingConfig の実測チューニングを実装ベースでまとめました。
構造化出力のストリーミングで、完成したフィールドから順に画面へ出す — 不完全なJSONを安全に読む部分パース
responseSchema でストリーミングすると、JSONが閉じるまで画面は真っ白なまま待たされます。不完全なJSONを安全に補完して読む部分パースと、一度出した値を後退させない逆流防止を組み、最初のフィールドまでの体感を実測とともに縮める設計を残します。
モデルの提供終了通知が届くたびに慌てないために — Gemini 依存を一枚の層に閉じ込める個人アプリ設計
画像生成モデルの停止通知が届いた朝、依存が散らばっていると差し替えは半日仕事になります。Gemini 依存を一枚のポート層に閉じ込め、フォールバックと廃止期限のCI監視まで含めた個人アプリ設計を、動くコードとともに残します。
Nano Banana 2 Lite で大量画像生成のコストを二段に分ける — 一次生成と本番レンダを切り離した設計メモ
Nano Banana 2 Lite を一次生成、標準の Nano Banana 2 を採用後の本番レンダに回す二段構成のコスト設計を、最小のPythonルーターとともにまとめました。
Managed Agents を並列で回すと同じリポジトリを奪い合う ― 隔離サンドボックスに効く外部リースとフェンシング
Managed Agents は実行ごとに隔離サンドボックスが立つため、複数実行が同じリポジトリやレコードに同時に触れてもローカルロックが効きません。外部リースとフェンシングトークンで単一実行を保証する実装をまとめました。
一晩のバッチで静かに落ちた数十件をどう拾うか — Gemini Batch API の行単位リトライ台帳
Batch API の「完了」は「全件成功」ではありません。個人開発で夜間バッチを回し続けるなかで見えた、行単位の結果台帳・一時失敗と恒久失敗の切り分け・選択的リトライ・恒久失敗の無限リトライ防止を、SQLite で組んだ状態機械の動くコードとともに残します。
Managed Agents の隔離サンドボックスから成果物を安全に持ち出す — スコープ限定クレデンシャルと egress の設計
Gemini API の Managed Agents はGoogleホストの隔離サンドボックスで動きます。生成した成果物をそこから自分のリポジトリへ安全に戻すための、短命・最小権限クレデンシャルとegress境界の実装をまとめました。
長尺の音源を Gemini に「聴かせて」章立てを作る — タイムスタンプ付き構造化抽出の実装
1時間を超えるヒーリング音源を手作業で章立てしていた作業を、Gemini の音声理解でタイムスタンプ付きの構造化データに置き換えた実装記録です。Files API での長尺アップロード、response_schema での JSON 固定、そして実際にハマったタイムスタンプのずれ・幻の無音区間を検証で潰すところまで、動くコードで残します。
Gemini API で動画を「時刻つき」で読む — 該当シーンだけを引き出す
画面録画やアプリのデモ動画から「あの操作はどこ?」を探すのは骨が折れます。Gemini API の動画理解を使い、タイムスタンプ付きで該当箇所だけを引き出す方法と、FPS・解像度でトークンを抑える設計をまとめます。
Gemini 3.5 Flash は本当に安いのか — リトライ増幅を実測して Flash と Pro の損益分岐を出す
3.5 Flash が一般提供になった今、全部を Flash に寄せたくなります。でも単価ではなく成功1件あたりの実効コストで見ると判断が変わります。リトライ増幅を実測する最小ハーネスと損益分岐の出し方を共有します。