夜間バッチの完了を待つポーリングを畳む — Apps Script の doPost を Gemini の合図受けにする設計
Gemini の Batch や長時間オペレーションの完了を Apps Script の時間主導トリガーで5分おきに問い合わせると、UrlFetch の呼び出しと待ち時間が静かに積み上がります。Webhook を doPost で受け、合図として扱ってから権威確認と冪等適用に落とす設計を組み立てます。
AlphaEvolve が GA になった今、Gemini で「提案→評価→淘汰」を回す最小の進化的探索ループ
AlphaEvolve の GA を機に、Gemini で候補を生成し評価関数で淘汰する最小の進化的探索ループを組みました。安全な評価サンドボックス・多様性維持・予算制御まで、個人開発で回した実装ノートです。
Gemini のコンテキストキャッシュが途中で失効する — 一時停止するパイプラインで TTL 切れを検知して張り直す
夜間バッチや再試行で処理が一時停止すると、Gemini の明示的コンテキストキャッシュは静かに TTL 切れを起こし、以降の呼び出しが全トークン課金へ戻ります。残り有効期限を握って張り直すか素通しするかを費用で決める、小さなリース設計をまとめました。
カテゴリを30から34に増やした日 — 8,000枚を全部かけ直さない差分再分類の設計
分類カテゴリを追加したとき、既存資産を全件かけ直す必要はありません。埋め込みで影響ラベルを絞り、確信度マージンで境界資産を拾う差分再分類の実装と実測値をまとめました。
停止するモデルで作った画像は、二度と同じものが作れない — 再生成可能性を台帳で管理する
8月17日に停止する Gemini の画像生成モデルで作ったアセットは、停止後は同じ手順で再現できません。何が再生成可能で何が凍結資産なのかを台帳で切り分け、移行前に判定を終えるための設計と実装をまとめました。
例外にならない失敗を型で閉じる — Gemini API のレスポンスを判別可能ユニオンに正規化する
HTTP 200 なのに本文が空、という失敗は try/catch では捕まりません。finishReason と blockReason を判別可能ユニオンに正規化し、never による網羅性チェックで処理漏れをコンパイル時に潰す設計をまとめました。
Google Sheets API × Gemini API でつくるデータ処理パイプライン — Apps Script 不要の Python 自動化
サービスアカウントを使った Google Sheets API の認証から、Gemini API でのデータ分析・分類・要約まで、Python だけで完結するスプレッドシート AI 自動化パイプラインを解説します。
Apps Script の Gemini 自動化が月末に必ず止まる — UrlFetch 日次上限を溶かさない予算ガバナー設計
Apps Script から Gemini を呼ぶ自動化は、6分上限やトリガー本数とは別に UrlFetch の日次呼び出し上限で静かに止まります。件数が増えた日だけ落ちる問題を、日次予算ガバナーとバックログ繰り越しで捌き切る設計と動くコードにまとめます。
Managed Agent の実行中に知識ベースが書き換わる問題 — File Search を実行エポックで固定する一貫性設計
Managed Agents の自律実行中に File Search ストアが更新されると、同じ実行の中で古い根拠と新しい根拠が混ざります。MVCCに倣った実行エポックの固定で、エージェント1回分の根拠を一貫させる設計と実装をまとめました。
有料チャットの Gemini 請求が見積りの倍になっていたとき — リクエスト単位でトークンを計上して原価の漏れを塞ぐ運用メモ
有料チャットSaaSの Gemini 請求が見積りの倍に膨らんだ実体験から、リクエスト単位でトークンを計上し、原価が漏れている箇所を特定して塞ぐ運用手順をまとめました。usage_metadata の記録と請求の突き合わせが起点です。
複数アプリのFAQを1つの File Search ストアに同居させる — customMetadata と chunk 設定で検索を分ける
複数アプリのFAQを1つの File Search ストアにまとめると、metadataFilter が無言で空を返したり、回答がチャンク境界で割れて引用されなかったりします。customMetadata の設計、AIP-160 フィルタ構文の落とし穴、chunkingConfig の実測チューニングを実装ベースでまとめました。
Context Caching を入れたのに Gemini の請求が減らなかったとき — 命中率を計測して立て直す運用メモ
Context Caching を有効化したのに Gemini API の請求がほとんど減らないとき、命中率と書き込みコストの回収点を usage_metadata から計測し、TTL チャーンと断片化を切り分けて段階的に立て直す運用メモです。