すべての記事
既定モデルが勝手に上がる時代に、プロンプト変更の劣化を数値で捕まえる — バリアント管理とカナリア評価の実装メモ
Gemini 3.5 Flash が既定に上がり、無効化もできなくなりました。プロンプトを触っていないのに応答が変わる前提で、バリアントを束ねて管理し、カナリアと LLM-as-judge で劣化を数値として捕まえる仕組みを、動くコードで組み立てます。
Gemini で Web アプリを作る — Google AI Studio のプロンプト設計と詰まりどころ
Google AI Studio で Gemini に Web アプリを作らせるときの、プロンプトの組み立て方と実際に詰まりやすいポイントを、個人開発の現場視点でまとめました。
Gemini CLI と Code Assist の個人向け終了に備える ― 6月18日までの移行棚卸し
6月18日で Gemini CLI と Code Assist の個人向け提供が止まります。どこで依存しているかを洗い出し、Antigravity CLI と API 直叩きへ安全に逃がすまでの実作業を、自分の運用を題材に整理しました。
外部テキストを Gemini API に渡すときのプロンプトインジェクション対策 — レビューや収集データを安全に処理する防御設計
ユーザーレビューや収集した記事など、信頼できない外部テキストを Gemini API に渡すと間接プロンプトインジェクションの入口になります。信頼境界の隔離・スキーマ拘束・二段階検証・出力サニタイズまで、本番パイプラインに組み込める防御をコード付きで整理します。
権限を尊重する RAG — Gemini 検索で『その人が見てよい文書』だけを根拠にする本番設計
社内ナレッジ検索に RAG を入れた途端、本来見えてはいけない下書きや収支メモが回答の根拠に混ざる。権限を尊重したまま Gemini に検索させるための、メタデータフィルタ・二重チェック・監査ログの本番設計を動くコードで解説します。
Gemini 3 Deep Think を検証ステップに使ってコストが3倍になった話と、thinking_level で天井を作るまで
API 経由で開放された Gemini 3 Deep Think を出力検証に組み込んだところ、月のコストが想定の約3倍に膨らみました。thinking_level とコストガードレールで上限を作り、Flash との二段構えに落ち着くまでの実装記録です。
Gemini の構造化出力を本番で信用するために — スキーマ設計・二重検証・抑制つきリトライの実装メモ
Gemini の構造化出力は「パースできるJSON」は保証しても「正しい値」までは保証しません。@google/genai での新しいスキーマ設計、propertyOrdering の効き目、Zod による二重検証、MAX_TOKENS 切れの扱い、抑制つきリトライの実装をまとめました。
Flash で生成し、迷ったときだけ Deep Think に検証させる二段パイプライン
Deep Think の API 開放を機に、全リクエストを重いモデルに通すのではなく、Flash の出力が怪しいときだけ Deep Think に検証させる二段構成を、コストの考え方と動くコードで整理します。
Gemini APIの『デフォルトモデルが上がる』を事故にしない — モデルIDの固定と既定変更の検知設計
既定モデルが静かに上がると、同じコードのまま出力長・推論挙動・コストが変わります。モデルIDを単一の真実の源で固定し、レスポンスの実効モデルを検証して既定変更を検知する設計を、実装レベルで解説します。
Gemini API の media_resolution で画像トークンを制御する — バッチ画像分類のコストと精度を実測で最適化する
Gemini 3 系で導入された media_resolution は、画像入力が消費するトークン量を3段階で切り替えるパラメータです。バッチ画像分類の実測を通して、コストと精度のバランスをタスク別に最適化する手順を解説します。
画像生成モデルを乗り換えると品質は静かに落ちる — 人手レビューなしで検知する自動ゲートの設計
preview から GA への画像モデル移行で、出力品質が落ちていないかを目視に頼らず検証する3層ゲートの実装です。決定的プロパティ検査・マルチモーダル埋め込み類似度・Gemini によるブリーフ遵守スコアを Python のコードでつなぎ、しきい値とカットオーバー手順まで整理しました。
Gemini API の本文が途中で切れる — finish_reason: MAX_TOKENS を検知して続きを継ぎ直す実装メモ
長文生成で末尾が文の途中でぷつりと切れる。原因の多くは finish_reason: MAX_TOKENS です。例外も 200 のまま静かに混入するこの事故を検知し、続きを継ぎ足して全文を取り戻す実装を、思考トークンの落とし穴とあわせてまとめました。