すべての記事
Gemini にスクリーンショットを採点させたら、全部78〜85点だった — 絶対スコアを捨ててペア比較に切り替えるまで
Gemini Vision に App Store スクリーンショットを100点満点で採点させると、良い案も崩した案も78〜85点に潰れます。弁別能を実測して絶対スコアを捨て、位置バイアスを除いたペア比較でランキングを作るまでの実装記録です。
=GEMINI() を420行に貼って気づいたこと — カスタム関数をやめ、値で書き戻すまでの実測
Sheets のカスタム関数から Gemini を呼ぶ構成は、動いた瞬間がいちばん美しく、そこから伸びません。30秒の壁・制御できない再計算・書き戻せない結果という3つの性質を実測で確かめ、値で書き戻す設計へ移すまでの手順とコードを残します。
表を渡したはずが、行と列の対応が消えていた — Docs の構造を保ったまま Gemini に渡す抽出層
Apps Script の getBody().getText() は Docs の表を段落の並びに潰します。42行×5列の運用台帳での取り違え実測と、要素ツリーを歩いて構造を残す抽出層の実装、その受け入れテストまでを記録しました。
自動採用された出力こそ抜き取る — 限られたレビュー予算で静かな品質劣化に気づく設計
信頼度ゲートが見ているのは、モデルが迷った出力だけです。静かな劣化は自動採用された側に沈みます。1日30分というレビュー予算を前提に、二項分布で検出日数を見積もり、層別抜き取りと累積監視で気づく速さを上げた設計と実測を共有します。
分類ラベルの近ミスはリトライで直らない — 閉じた語彙を正規化する層を挟んだ実測ノート
responseSchema の enum を外したラベルをリトライで直そうとすると同じ近ミスが返ります。壁紙アプリの30分類バッチで外れ方の分布を測り、別名表と埋め込み最近傍で正規化する受け入れ層を挟んだ実装と実測値をまとめました。
並行して回す実験が共有予算を食い尽くす前に — AI Studio 費用上限をプロジェクト隔離の境界にする設計
個人開発で複数の Gemini 実験を同じ請求アカウントで並行させると、ひとつの暴走が他の全部を巻き添えにします。AI Studio に入ったプロジェクト単位の費用上限を隔離境界として使い、クライアント側のソフト天井と月次照合まで含めた設計を実装込みでまとめました。
Batch ジョブが『まだ RUNNING です』のまま半日溶けていたとき — 状態別の滞留予算とレコード突合で詰まりを早期に名指しする運用メモ
Gemini Batch API のジョブが 24 時間 SLA の陰で静かに滞留していたとき、状態別の滞留時間予算とレコード数の突合で詰まりと取りこぼしを早期に検知するための計測手順を、運用ログの実測とともに整理します。
TTS の継ぎ目を耳に残さない — 長文ナレーションの抑揚と無音境界を整える設計
長文を文単位で割って合成すると、文の変わり目で抑揚がリセットされ継ぎ目が耳につきます。文脈プライミング・ゼロクロス整合・句読点別の適応的無音・冪等なシーム台帳の四層で、繋ぎ目を聞こえなくする設計を実装ごとまとめます。
Gemini Code Execution の計算結果とモデルの文章がずれる — 実行結果だけを信頼する検証ゲートの実装
Gemini の Code Execution は実際に走らせた計算結果と、それを説明する自然文を別々に返します。文章側の数値を鵜呑みにすると幻覚を掴みます。実行結果だけを真実として抽出し照合する検証ゲートの実装を、動くコードで解説します。
structured output の任意フィールドが null・空文字・キー欠落で三様にぶれる — 正規化ゲートで一つの表現に畳む
Gemini の structured output で任意フィールドが null・空文字・キー欠落の三態にぶれ、下流が壊れる問題を、responseSchema の nullable 宣言と出力後の正規化ゲートで一つの表現に畳む実装として整理します。個人開発の夜間バッチでの実測つきです。
夜間バッチの完了を待つポーリングを畳む — Apps Script の doPost を Gemini の合図受けにする設計
Gemini の Batch や長時間オペレーションの完了を Apps Script の時間主導トリガーで5分おきに問い合わせると、UrlFetch の呼び出しと待ち時間が静かに積み上がります。Webhook を doPost で受け、合図として扱ってから権威確認と冪等適用に落とす設計を組み立てます。
responseSchema で $ref が使えず詰まったら — responseJsonSchema で再帰スキーマを本番で扱う
Gemini の responseSchema は OpenAPI サブセットで $ref/$defs が使えず、共有定義も再帰も表現できません。responseJsonSchema へ移行し、多言語フィールドの再利用とカテゴリ木の再帰を本番で扱う実装をまとめました。