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開発ツール/2026-03-27上級

Gemini × LlamaIndex で構築する RAG エージェント — ドキュメント検索からマルチステップ推論まで

Gemini API と LlamaIndex で高精度な RAG エージェントを構築する実践ガイド。インデックス構築・エージェント設計に加え、チャンクサイズの実測比較、ハイブリッド検索の完全実装、検索品質の評価ループまで踏み込みます。

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プレミアム記事

自分のノートを RAG に載せて、はじめて分かったこと

個人開発者として、仕事の合間に数年分の技術メモと社内向けの手順書を Gemini に読ませてみたことがあります。最初は素朴に「全文をプロンプトに貼れば答えてくれるだろう」と考えていました。ところがドキュメントが増えるほどコンテキストは膨らみ、回答は要点を外し、コストだけがじわじわと上がっていきました。

そこで RAG(Retrieval-Augmented Generation)に切り替えたところ、必要な断片だけを検索して渡す設計の効き目を実感しました。答えが具体的になり、トークンも減る。RAG は「モデルに全部を覚えさせる」発想から「必要なときに必要な分だけ渡す」発想への転換なのだと、手を動かして初めて腑に落ちたのです。

Gemini API と LlamaIndex を組み合わせた RAG エージェントを、環境構築からマルチステップ推論まで、手を動かしながら通して構築していきましょう。さらに、チャンクサイズの実測比較・ハイブリッド検索の完全実装・検索品質を数値で回す評価ループという、プロトタイプを本番に近づけるための踏み込んだ工程まで扱います。

前提知識と環境準備

必要なもの

  • Python 3.10 以上
  • Google AI Studio で取得した Gemini API キー
  • pip でインストール可能なライブラリ群

インストール

pip install llama-index llama-index-llms-gemini llama-index-embeddings-gemini

LlamaIndex は v0.11 以降、コアパッケージと統合パッケージが分離されています。Gemini 連携には llama-index-llms-gemini(LLM 呼び出し用)と llama-index-embeddings-gemini(エンベディング生成用)の2つが必要です。

API キーの設定

import os
os.environ["GOOGLE_API_KEY"] = "YOUR_GEMINI_API_KEY"

セキュリティの観点から、本番環境では環境変数やシークレットマネージャーを利用し、コードに直接キーを記述しないでください。

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この記事で得られること
チャンクサイズ3設定の実測比較(精度・レイテンシ・コスト)をHTMLテーブルで提示
ハイブリッド検索(QueryFusionRetriever)とRAG評価ループの動くコード
公式ドキュメントに載っていない運用の勘所と、静かな精度劣化への備え
Stripe による安全な決済 · いつでもキャンセル可能

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