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開発ツール/2026-03-31上級

Gemini API × MCP サーバー自作 — TypeScript でカスタムツールサーバーを構築しAIエージェントを拡張する

Model Context Protocol (MCP) のカスタムサーバーを TypeScript で自作し、Gemini API と連携する方法を解説。設計パターン、認証、エラーハンドリング、本番デプロイまで網羅する実践ガイドです。

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取り組みの背景 — MCP がAIエージェント開発を変える理由

Model Context Protocol(MCP)は、LLM アプリケーションと外部ツール・データソースを接続するための標準プロトコルです。Anthropic が提唱し、現在では Google の Gemini CLI や多くの AI ツールが対応を進めています。

従来、AI エージェントに外部ツール連携能力を持たせるには、各ツールごとに独自のアダプターを実装する必要がありましました。MCP はこの課題を解決し、「ツール提供側が MCP サーバーを公開すれば、MCP 対応のあらゆる AI クライアントから利用できる」というエコシステムを構築します。

MCP アーキテクチャの全体像

MCP は JSON-RPC 2.0 ベースのプロトコルで、以下の3つの主要コンポーネントで構成されます。

  • MCP ホスト: AI アプリケーション本体(Gemini CLI、Claude Code など)
  • MCP クライアント: ホスト内でサーバーと通信するコンポーネント
  • MCP サーバー: ツール・リソース・プロンプトを提供するサービス

通信はstdio(標準入出力)または SSE(Server-Sent Events)/ Streamable HTTP で行われます。stdio はローカル実行に、SSE / HTTP はリモートサーバーに適しています。

MCP が提供する3つのプリミティブ

Tools(ツール)     — LLM が呼び出せる関数(API 呼び出し、DB クエリ等)
Resources(リソース)— LLM が読み取れるデータソース(ファイル、DB レコード等)
Prompts(プロンプト)— 再利用可能なプロンプトテンプレート

AI エージェントが最も頻繁に使うのは Tools です。Gemini API の Function Calling と概念的に近く、MCP サーバーが提供するツール定義は、Gemini の functionDeclarations にマッピングできます。Function Calling の基礎をまだ押さえていない方は、先に Gemini API Function Calling 実践ガイド を読んでおくとスムーズです。

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